以前当院に来院したことのある方で、前回の時は右手にしびれがあるとの事で来院されました。

今回は左首の付け根の痛みで来院され、寝違えたような痛みと左手の親指付近がしびれるとのことでした。

１０年ほど前に頚椎ヘルニアを患い、回復してからはしばらく調子が良かったのですが、また最近症状が出てきたしまったようです。

一度ヘルニアを起こした場所は慢性的な痛みを出したり、ひどくなると痛みやしびれを引き起こす事があります。

今回も親指のしびれは頚椎から起因しており、その神経の流れに沿って筋肉の緊張を引き起こしていました。

まずは硬くなった筋肉を圧に気をつけながらほぐしていき、動きの悪くなった関節をゆっくりと緩めていきました。

数回の施術を行い、痛みやしびれは取れ楽になったと言って頂けました。

頚椎のヘルニアや、関節の隙間の現象は神経痛を引き起こす事が多いので、早めの対応が望まれます。そして慢性化を防ぐ為には定期的なメンテナンスをする事をおすすめします。

喉元を過ぎると熱さを忘れがちですが、痛みが出てからだと症状は長引きます。

少しでもおかしいと思ったら早めにご連絡下さい。

お力になれれば幸いです。