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2014/4

ストレスで崩れやすい胃のシステム

胃液の分泌や胃の運動は、自律神経に深く関係していて、精神状態によって大きく左右されます。例えば、怒ったり悲しんだり、心配やストレスなどがあると胃液の分泌量が極端に減少します。

すると消化機能が落ち、内容物が通常より長時間に渡って胃の中に停滞します。胃に食べ物が長くとどまると「胃がもたれる」という症状になります。

また、ストレスなどが原因で自律神経のバランスが崩れると、胃を保護する粘液の分泌が極端に鈍ることもあります。そこへ塩酸を含んだ胃液が分泌されると、胃の内壁が溶かされ、その結果、胃潰瘍となってしまうのです。

胃の粘膜に対する攻撃因子(胃液)と防御因子(粘液)の絶妙なバランスによって、胃は食べ物のみを消化し、胃自体を消化せずにいるのです。緊張やストレスが胃に悪影響を及ぼすのはこういうわけなのです。