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2014/4

くしゃみ

くしゃみとは、鼻腔に入り込んだゴミやほこりを体外に排出したり、有毒ガスなどを察知して危険を知らせたりする、呼吸筋の反射運動です。

鼻腔の奥の鼻粘膜は、吸い込んだ空気を温めたり、ゴミを吸着したりする働きを持っています。鼻粘膜は脳神経のひとつである三叉神経を通じて、呼吸筋と連絡しているので、ゴミやほこり、有毒ガスなどが鼻粘膜に付着すると、その刺激が三叉神経を経て呼吸筋に伝えられます。刺激を受けた呼吸筋は緊張し、緊張がピークに達すると一気に弛緩します。その時気道から空気が勢いよく飛び出します。これがくしゃみのメカニズムです。つまりくしゃみは鼻に入り込んだ異物を外に出す大切な防御システムのひとつなのです。

鼻粘膜に付着するゴミなどが多いほど、くしゃみは頻繁に起こります。春先に花粉症になるとくしゃみが立て続けにでるのは、花粉によって絶えず鼻粘膜が刺激される為です。