首肩背中の張りを訴えて来院された２０代女性。座ってパソコン仕事をしている時も顎が上がり頭が前に出てしまい困っているとの事でした。ひどい時は頭痛も出てしまうようです。

触診していくと、姿勢の弯曲が強くなっている場所（首の付け根、肩の付け根、背中）に強い張りが出てしまっている状況でした。

まずは緊張した筋肉をほぐしていき、頚椎の関節一つ一つに可動域をつけるようにモビリゼーションを行いました。次に肩甲骨周辺と、背中を支える脊柱起立筋をよくほぐし、最後に頚椎の牽引と、背中、骨盤の矯正を行いました。

関節が固まっていたものが緩んだので、正しい姿勢が取りやすくなり、本人も楽になったとおっしゃっていました。

これをいかにキープしていくかが、今後の課題ですので、自分で日頃からできるストレッチなどの提案も含め、しっかりとケアをしていきたいと思います。